和傘の作業をする作業台を作った話を書いたが、その作業をする中で我が家にある丸鋸を使って一部の材木を切った。
この丸鋸、いつからあるのか知らないが、私が使うようになったのは大学生ぐらいの時ではないかと思う。元々木造の家で、小屋もあって庭もあり、材木を加工したりすることもあるので、父か祖父が買ったのだろう。叔父かも知れない。
せっかくあるので使うことにして、油を塗って手入れしながら使っていた。とは言え年に数回ぐらいで、最近一番多いのは切った庭木を細かく切断して一般ゴミとして捨てるために切ることである。
あ、ネコ用のキャットタワーを作るためにも役だったかな。
その丸鋸、構造はハンドドリルで、専用台に固定して丸鋸を付ければ丸鋸加工機として使える。材木を滑らすカバーというかテーブルがあり、それを固定するためにネジを使う。丸鋸を付けたり外したりするためにはそのテーブルを外さなければいけなくて、ネジは必ず外すことになる。
しかし、そのネジの頭がちょっとつぶれかかっている。何度もネジを取り外しする中で、堅く閉めすぎたりしてなめてしまったのだろう。まだ大丈夫に思うが、交換した方が良さそうだ。
そこで、ホームセンターに行って新しいのを探そうとした。ネジを外して持っていき、同じ長さの物を買ってくる。M5の平ネジとナベネジなので簡単に選んで持って帰り、念のため元のネジとかみ合わせて見ると・・・
合わんじゃん!
もしかしてインチねじか?!古いネジか!と思って調べると、「旧JISネジ」というのがあるらしい。
再度ホームセンターに行ってみると、ネジを確認するためのサンプルが並んだ専用台がある。合わせてみると、果たして旧JISのM5ネジだった。
売っているのか?。店では旧JISネジも売っていたが、いかんせん種類が少ないため、私の欲しい長さのネジはなかった。じゃあ、ということでネットで探してみたら、欲しいサイズが見つかった。ちょっと高いが仕方がない。
ところで、旧JISネジの歴史を調べると、1965年に新JISが導入され、1968年に旧JISネジは廃止されたらしい。
と言うことは、この丸鋸、同じぐらいの年かなぁ。
まだまだしっかり使えるので、これからもよろしくお願いいたします。