でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

名古屋の、レゴランドに行ってきました。

先日の土曜日、名古屋のレゴランドに初めて行きました。

JRとあおなみ線に乗れば、岐阜からは1時間ぐらい。名古屋の人は車で来る人がほとんどのようですが(あおなみ線にはレゴランド客は少なかった)、岐阜からは電車が便利です。

入り口は派手に飾り付けられていて、いかにもレゴっぽい原色がちりばめられていて、気分が盛り上がります!

 

下調べは妻がしていてくれて、まず最初にレゴの歴史と作っている様子が見られるという「LEGO FACTORY」に向かいます。

 

樹脂なので「射出成形」で作っているのですが、本当の成形機やインデックス式のスタンプ印刷機を使って作っているところが見られました。まあ、レゴランド用に多少はアレンジがあるかもしれませんが、キャビが少ない金型を使っている、というところはある意味感心しました。

展示されているのは2キャビの金型で、1回の成形でブロックが2個しか作れません。一度にもっとたくさん成形できるような金型を作れば、生産性は上がります。しかし、そうするとどうしても精度が落ちてしまいます。

他の工業製品でもそうですが、精度が必要な部品の場合、一度にたくさんの部品が作れるような金型を用意しても、その中に精度が出ない部分が現れがちです。例えば一度に10個作ることが出来る金型を用意しても、そのうち2個は精度が上がらないため破棄せざるを得ず、結局8個しか作れない、などです。

レゴ社を真似した後続のおもちゃメーカーは、一度にたくさん作ることができる金型で量産したそうですが、やっぱり精度が悪い部品がある。レゴ社は精度を追求して、50年前のブロックも今のレゴブロックとピッタリ組み合わせることが出来るだけの精度を出している、というのがどこかの解説で流れてきました。

ここに書いたような詳しい解説があるわけではないです。精度を上げるために一度に作れる個数が少ない、他社は精度が低い、というのをちょろっと聞いただけです。

自分は成型の仕事を直接したことはありませんが、出来た樹脂を組み立てるところは深く関わっていて、「このキャビは使えない」という話はいっぱい経験があります。なので、レゴ社の技術者にとっては、その「精度が高くなるように作っている」というところがすごく自慢したいところなのだろうなぁ、と思ってしまいました。

何か話がテーマパークからずれましたが、いろいろな造形物がレゴで作られたミニランドや、レゴ風の町並みなど、見た目も大変楽しめました。

アトラクションも、乗って冒険するライド型のものもいくつもあり、ジェットコースターや絶叫型(それほどすごくはないが)のものもいっぱいあります。ライド型のものは大体乗ったかな。お魚が泳ぐ水槽の中を通り抜けていくライドと、シューティングで遊ぶライドがなかなか楽しめました。

あと、レゴブロックも日が当たると脱色するんだ・・・、というのが大きい発見でした。いやいや、そりゃ当たり前だろう(^^;

客層は小学校低学年までの家族連れが7割ほどでした。レストランの購入カウンタの横には自由に遊べるレゴブロックがあったり、もっと大量にブロックで遊べるところとかもあり、始めると思わず「レゴは積んでなんぼやろ!」と熱中したりで、なかなか楽しかったです。

夫婦でまた行くか、と言われると微妙なところですが、孫が出来たら、そりゃ行きたくなるところには間違いないですね。