でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

和傘作業台を作りました。

我が家には和傘が数本あります。番傘と蛇の目傘ですが、蛇の目傘の場合、内側の小骨には小さい穴が空いていて装飾と補強を兼ねて糸が通してあります。
 

かがり糸
かがり糸というのですが、これがほどけてきたのがあるので、自分で直してみよう!と思い立ちました。かがり糸を通して装飾する作業は「かがり」と呼ばれますが、材料としては糸があればよく、道具としては縫い針さえあれば出来ます。
ただ、和傘を開いたまま固定する必要があります。固定しっぱなしではダメで、柄を中心に回転させる必要もあります。時々回転させるのではなく、糸を通しながらどんどん回していくのです。
最も簡単にやるなら、和傘の柄が通るパイプを用意し、そのパイプを机に水平において、そこに開いた和傘の柄を通しておく、という手があります。しかし、高さや向きは調整しにくいです。
職人さんはどうやっているのかというと、柄の先端(手元側)と柄の真ん中でハジキ(傘を開いたときにしぼまないように止める金具)の手前あたりで受ける作業台を使って和傘を斜め差しにして、その台に座って作業をされます。
 

一番簡単なパイプを使う方法でも良いですが、自分の体型に合わなかったりすると、無理な姿勢が続いて腰痛を起こしそうです。素人なので職人さんほどスムーズに出来るはずもないので、時間がかかるとさらに大変なことになってしまいそうです。
じゃあ、まずこれを作ろう!
作業台を用意し、その台の上に板をセットし柱を立てて、という構想でざっくり設計し、材料の木材をホームセンターで買ってきました。カットはホームセンターで依頼したのと、昔から家にある電動ノコギリを使います。電動ドリルはあるけれど木材用ドリル刃と木材用やすりはなかったので新たに購入して、ガリガリ削り、ボルトで組み立てました。
出来たのがこちら!
 

 

和傘の高さ、和傘の角度を変更することが出来ます。思ったよりよい具合に出来上がりました。

台はホームセンターで買った「テーブル」なのですが、足を折りたたんでしまうことが出来ます。その上に傘を載せる柱部分をボルトオンで取り付けることが出来るようになっているので、使用後は外せば別々にしまうことが出来ます。

 

 

大きい物なのでしまうことが出来ないと出しっ放しになって、妻に「じゃま」と言われるので、この点は大切です。狙い通りに出来ました。

さあ、次は糸と針を買ってきましょう。この春に開催された岐阜市歴史博物館での和傘展において、かがりを行った職人さんに使っている糸のことは聞いたので、それを買ってきて、かがりをしてみたいと思います。