日曜日に講演会で和傘の存続のために奮闘されている話しを聞きましたが、6月1日の岐阜市広報は、表紙がなんと和傘でした。
坂井田永吉店での張り作業中の写真でしたが、記事としてはあっさりしすぎていて、「だから何?」という記事にしかなっていませんでしたが、写真として掲載された和傘を見ると、やはり美しいですね。
私の持っている和傘は、和傘教室で作った物ばかりで、つなぎや張りを自分でやっているので、そこは下手くそです。それ以外にも和傘づくりにはいろいろな工程があり、また悲惨なつなぎや張りでも、職人さんが手を入れてなんとか見栄えを良くしてくれているので、素人の手の跡は目立ちません。
とはいえ、どうしても自分が手を加えた物だから、本当にちゃんと作られた和傘というのは、どういう物なのだろう、と最近思っています。やはり、物をつくるためには、本物を手元に置いてゆっくりじっくり眺めるべきではないだろうか?
ということで、手作りではなく、職人さんが作られた本物の和傘を購入しようと思っています。
買うなら、やっぱり蛇の目だよね〜(^^)。