水曜日は職場の歓送会があり、名古屋の栄に出かけた。店の場所は地下鉄栄駅から北西の方向である。いわゆる「錦三」だ。
最近は飲み会と言えば金山か名駅。金山に店がいっぱい出来てからはほとんど金山にしか行っていない。栄に行くのは10年ぶりぐらいなのではないだろうか？
錦三といえば、社用族が出入りする飲み屋街、というイメージがある。自分たちには縁がないし、だいたい単価が高いと思っていた。しかし、今日の飲み会場所は金山よりはちょっと高いが、イメージほどではない。
このところの不況で社用族が減り、錦三の飲み屋もディスカウントやお得なセットで客を呼ばないといけないのかもしれない。
思えば初めて錦三に行ったのは、バブルの頃だったが、自分はまだペーペーだったので、遊び方も知らないし、お金だって使わせてはもらえない。全然豪勢な雰囲気ではなかった。
その後、会社の上司と出かけたことがあるが、やっぱり慣れない場所では緊張して酔えないものだ。しかも全額はおごってくれなくて、結構なお金を払わされた覚えがある。
今の若い人に「おー、この会場、錦三じゃん！」と言っても、「何ですかそれ？」という反応しか返ってこない。過去は名古屋一の繁華街と言われたのに、今では限られた世代しか行かない所になったのだろうか？。
街は華やかで看板も多く、柳ヶ瀬などとは雲泥の差だが、自分にとっては場違いでもあり、過去のノスタルジーを感じるだけの所になってしまっていた。
