ロシアによるウクライナへの侵攻、連日のニュースを見るのがつらいです。
何でこんなことになってしまったのか？ はロシア側の不満や要求などが理由としては伝わってきます。しかし、そもそも元のワルシャワ条約機構だったり、旧ソ連圏だった地域が、ソ連崩壊後にロシアではなくEUとの同盟を望んだ理由がどこにあるのか？を振り返るようなことをせず、過去の約束を楯に進行しても、認める気にはまったくなりません。
おまけに、ソ連崩壊時にウクライナの核兵器を撤去する際に、英米ロシアが「ウクライナには侵攻しない」という確約をしていたそうなので、なんだ、一方的に約束を破られただけじゃないんだ、と思うとより認めがたいです。
しかし、この不安や恐れは、中国による香港やウイグル自治区への強圧・ロシアによるクリミア半島併合などのここ10年ぐらいに起きている強圧的行動が、押さえ込まれていないという所からもくるように思います。
今回、国際社会としてはロシア支持は少ないのですが、ではウイグルの時は？香港は？と考えると、ウクライナ情勢の不安はそこにとどまらないのがまたつらいところです。
最近ちょっと気分が落ち込んでいて、まだ解消されていない状態でウクライナ情勢を見ることは結構つらいです。しかし、直視していかなければいけないことなのでしょう。まあ、それにとらわれて全く落ち込んでいると言うことではないのですがね。
