でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

久々のお出かけで、「麒麟がくる 特別展」を見てきました。

昨日、下の娘が朝早く車で帰宅の途についたので、起きて見送りました。

朝早く起きたのなら「モーニング行こうか?」ということで妻とモーニングを食べに行くことになりました。せっかくなので、いつもの喫茶店ではなくどこか近くの喫茶店を開拓するか、となり、JR岐阜駅の方に歩いて行きました。

駅の南に喫茶店があるので、そこに行きました。モーニングの量や質はまあまあでしたが、ゆったり出来ていっぱい話をしました。店を出てもまだ朝の時間なので「金神社に行こうか?」となり、歩いて行きました。

金神社に参ってから「さて、どうしよう」となったところで思い出したのが、いま、岐阜公園にある岐阜県歴史博物館で、NHKドラマ「麒麟がくる」の特別展をやっていることです。ネットで調べると9時からなので、そこからはバスに乗って歴史博物館に向かいました。

着いてみると、9時前なのにもう結構な人が並んでいます。「ガラガラじゃない?」と目論んだ私たちの予想は外れてしまいましたが、せっかく来たので並びます。

入場はネットでの予約が基本らしいですが、見ていると予約なしで来た人の方が多そうです。ネット予約の人はすぐ案内されますが、予約なしの人はしばらく待たされました。

待たされた理由は後ほど、チケットを買うときに分かりました。チケット売り場が少ないので、予約の人優先で、それ以外の人は待たされているのでした。もう少し柔軟に、チケット売り場も増やせば良いのに・・・と思いましたが、そんなに増やしても、ひっきりなしにくるわけではなさそうですので、仕方が無いかも。

とはいえ、チケット購入も含め30分ほどで入れました。朝が一番混んでいたいようで、昼頃に帰るときにはそれほどの人は並んでいませんでした。

展示は、明智光秀が歴史上に現れた頃から、様々な資料を展示して、光秀やその周辺の動きを紹介しています。連歌にも長けていたようで、いくつか連歌の巻物展示があり、そこに「光秀」といくつも書いてあるのがしっかり分かりました。

信長が支配範囲を広げていく中での光秀の役割、そして本能寺の変の前後の手紙などが展示されていて、幅広く光秀や光秀につながる人物を紹介していました。

本能寺の変の前後の手紙は、やはり興味ありますね。そして、展示のほとんどが本物、というのもすごかったです。複製品が展示されていても内容が変わるわけではないはずですが、やはり「本物」の光秀の書状を見ると、その重みを感じます。心理的な物ですが、不思議ですね。

他に、NHK大河ドラマ館、というのもあり、こちらは大河ドラマに関わる展示でした。自分はそれほど大河ドラマを見ていないので、まあどちらでも良かったのですが、毎週見ている妻は「見たい!」とのことで見てきました(別料金)。

岐阜歴史博物館は今は通常展示エリアが「NHK大河ドラマ館」となっていて、特別展エリアに「麒麟がくる 特別展」をやっています。博物館前には臨時の土産物屋や休憩所・グルメ売り場があり、岐阜市の力の入れようが分かります。

コロナ禍も一段落とは言えないですが、だんだん皆さん「勘どころ」が分かってきたり、そもそも自粛に慣れたり飽きたりしてきて、お出かけが増えているようです。私たち夫婦も、5月後半に長野の娘のところに出かけて依頼の、「お出かけ」となりました。

突然の思いつきで始まったお出かけですが、堪能できました。岐阜で人混み、と言ってもまあ、たいした密状態ではなかったのは良いことか悪いことか・・・。