中東がきな臭いことになっている。
アメリカがイランの重要人物を殺害した、と公式に宣言していて、イランが反撃しようとしている。実際いろいろなことが起きているようだ。
この状況が、自分にはデジャブーな気がする。正確に言うとデジャブーではなく (^^; 、過去体験した状況と似ている、と言うことなのですけれど。
2003年3月、マレーシアに出張しているときに、イラク戦争が起きた。アメリカがイスラム関係を攻撃したので、同じくイスラム国のマレーシアにいて「大丈夫なのか？」という心配を日本は投げかけてきたが、毛ほども不穏なことは起きなかった。
ただ、それだけならデジャブー感を感じたりはしない。2003年のちょうどその頃、香港や中国で「謎の肺炎」がはやっている、と言う情報が流れてきていた。当時、マレーシア出張の後には中国出張が控えていたので、その肺炎ニュースも気になっていたのだ。後日、「SARS」と名付けられた肺炎のことです。
2020年の今、アメリカがイランを攻撃したタイミングで、中国・武漢で、原因不明のウイルス性肺炎が広まっているという。まさに、2003年に「イラク戦争が始まったとき、香港で謎の肺炎が広まっていた」のと同じだ。
いやー、こんなにかぶることが起きるとは、思わなかった！
まあともあれ、肺炎は手洗いうがいで乗り越えるし、中東の戦火はアジアには波及しないでしょうから、油断はしませんが（万が一対策は今一度見直します が(^^) ）、大丈夫でしょう。
