今は出張しても、フリーsimを買ってスマホにさして、すぐに家にも連絡が取れます。キャリアのスマホだとしても、だいたい海外でそのまますぐ使えるようになっているのでは、と思います。Lineももちろん使えますし、メールも使えて、困ることは余りありません。
初めて海外出張したのは2002年のマレーシアでした。そのときは携帯も持っていなくて、メールも自由には使えませんでした。KDDIのプリペイド海外通話カード、というのがあって、買って裏面の番号をコインで削って出してから、まず各国のKDDIの専用通話先に電話し、そこでカードの番号を入力し、続いて本来の電話番号を入力するとつながる、というものでした。
このカードの良いところは、番号さえ分かればカードがなくても良いことで、「日本で家族に買ってもらって、番号だけ教えてもらえばそれで使えるから便利だよ!」と出向者の人に教えてもらいました。
海外で初めてケータイを買ったのは、2004年の中国出張でした。長い出張になりそうだったので、一番安いモトローラの携帯とsimを買いました。日本と違い海外では最初からsimフリーが当たり前で、simだけ変えたりプリペイドのチャージをしたり、という使い方はここで覚えました。
メールも自由に使えるようになっていたし、その後は日本のケイタイも海外ですぐに使えるようになったり(ただし高いからいつもsimフリーを使っていたが)して、連絡の不自由さは減りました。
今は日本の環境をほとんどそのまま持ってくることができて、つながりすぎるような気がしますが、これからもこういう通信手段は発達していくのでしょうね。人と人のつながり方がどんどん変わる中、変わらないものは何かあるのか、変わる必要があるのか無いのか、あってもなくても変えさせられる状況はどうなのか? 考えるまもなく、引っ張り回されそうな気がします。