でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

もう海外出張に行くこともなさそうだ

仕事がら、勤務先の海外工場に行くことがよくありました。初めてはマレーシア、その後中国、フィリピンと広がり、ベトナムにも行ったことがあるので4カ国に仕事で行きました。

しかし、コロナ禍で出張には行けなくなりました。リモートで対応でも出来ることはかなり増えましたが、日本からの出張者が活躍するところや仲介することは、どうしても出て来てしまいます。

とは言えおいそれとは出張に行けません。で、どうなっているかというと、現地国に入って2週間の隔離、日本に帰国してからの2週間の隔離を含め、以前より長期の計画で厳選されたメンバーに出張に行ってもらうようになっています。

そうなると当然ながら業務の中心となっている若手・中堅の人に行ってもらい、残りは出張者のサポート、ということになります。

自分はもう定年が近い年なので、このような状況になると、出張メンバーには最初から選ばれません。「出張しなくても出来るように仕事のやり方を変えて」と言われて、出張者にサポートをしてもらうための資料作りなどをします。もちろん現地スタッフに任せられそうなことは、教育もかねて資料を作成し、リモートで自分が対応します。

海外出張は、自分に取っては全然違う国・違う環境にいくので、新しい物を得られるワクワクするような仕事でした。もちろん慣れてくればそれほどでもないですが、どこも新興国なので行く度に変化があります。

海外出張中は日本での細かい雑務をしなくてもよい面がありました。本来業務にたっぷり時間を掛けられる、というのも出張業務が良かった理由です。

さらに、出張手当をもらえます。1ヶ月ぐらいだとそれが結構大きな金額になるのでそれも良かったです。

といった楽しみが、コロナ禍でなくなってしまいました。数年後、新型コロナが普通のコロナ風邪と同等になって、自由に海外に行かれるようになっても、私が出張に行くことはなさそうです。まあ、年も年というのもありますけれどね。

しかし、出張先のビールのおいしい店に行くとか、空港でまったりするとかの楽しみがなくなったのはなんか人生の楽しみの一部を奪われたような気がするなぁ。

これからは、在宅勤務を前提とした、人生の楽しみを見つけますか?