でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

月奴の和傘を買いました。

この夏、長良川てしごと町屋CASAで見て気になっていた「仐日和」さんの月奴和傘を、ついに買ってしまいました。

岐阜市歴史博物館で美濃和紙関係の展示会をやっていて、そこに月奴の和傘が展示されていました。また金沢和傘の方が作られた月奴の和傘も見てから、長良川てしごと町屋CASAで実際に手にとって見ると、いやー、なかなかよろしですなぁ。

ただ、値段は結構するので、その日は注文せずにいたのですが、家に帰ってからも結構気になる。「ええなぁあれ」という思いが募り、ついに買うことにしました。

CASAに出向くと、残念ながら私の見た月奴傘は売れてしまっていました。話をすると、同じタイプを注文で作ってくれるとのこと。さっそく発注しました。

出来るのは二ヶ月後か、三ヶ月後か。一人で大半の工程をされているそうですし、乾燥させたり寝かせたり、元々時間がかかるものです。まあ年末ぐらいかなーと思い気長に待とうとしたら、10月始めに電話がありました。

なんでも、同じタイプの和傘がまだあったので、それでどうでしょうか?とのこと。中国に1ヶ月の出張に行く直前だったので、買う意思を示してから出張に行きました。

帰国して先週金曜、やっとCASAに行きました。手に取った和傘は、中心部分が千代紙、外が薄い青です。最初に開くときはさすがに緊張しましたが、開いてしまえば、眺めてよし、さしてよし。上から見ても下から見ても、なかなか美しいです。

家に帰って座敷に広げておいたら、妻が「あの和傘なかなかいいね」と、初めて和傘について言及してくれました。やっぱり、月奴ってかっこいいですよね。

フェイスブックで報告したら、中村ご夫妻が「作ってみませんか?」とのこと。いやー、あれ作るの、大変そうだなぁ、と最初は思いましたが、紙を円形になるよう形作れば良いので、CADで書いたら寸法とか出せそうな気がしてきました。

天ろくろの周りがどうなるのか、ちょっと想像つきませんが。

あ、この和傘のカッパを外して、見てみればよいのか\(^o^)/。

この和傘を自分が作ることが果たして出来るのか? 想像するだけでワクワクしてきてしまいました。