いつもフィリピンに来ると見入ってしまう、Mt.Makiling。今朝は天気が良いからもしかしたら雲１つない山が見られるかと期待していました。
都市部から走り出して、南に下るに従い、だんだん雲が増えてきます。遠くに山が見えるようになってきたのですが、どうも山頂は曇っていそうです。結局、近くまで来ても山頂は見えませんでした。
今日はそれより他の山に気が取られました。南に進んでいく方向のちょっと西側に、別の山が見えるのですが、その右側が切り立っているのです。
その山も Mt.Makiling と同じような独立峰なので、全体がよく見えます。左側（東側）は普通の山の形をしているのに、右側（西側）は山頂から途中まではなだらかに降りるのですが、その先は急にストンとまっすぐ落ちています。
その角度、７０度以上！ もし真下や真上に立ったら、垂直にしか思えない急峻さです。スイスマッターホルンやアイガーなら、氷河が削って急峻になったと理解できますが、火山国フィリピンでそんな急なところがあるとは！
ちょっと遠いので、残念ながら近くまで行く間はないでしょうが、これから毎朝、「あの急峻な崖はどうなっているのだろうか？」と気になって仕方がなさそうです。
明日は車の助手席に乗るか〜！
