でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

今年もアシナガバチと共存

昨年、アシナガバチが巣を作ったツゲの木ですが http://d.hatena.ne.jp/assoman/20150923/1443010943 、今年も、巣を作り始めました。

今のところ成虫は三匹です。巣はまだ本当に小さく、鶉卵ほどしかありません。でもおそらく幼虫はいるのでしょう。3匹のハチがへばりつくように巣を守っています。

殺虫剤でもサッと掛ければ逃げ出すし、巣を取り除くのも簡単ですが、昨年共存した実績もあるので、つぶしてしまうのはかわいそうに思えてきました。

古い巣は使わない、ということで冬の間に取り払ってしまいましたが、戻ってきた、ということはここを知っているハチですよね。おそらく昨年生まれた子供達の誰かが、戻ってきたのでしょう。

相変わらずおとなしく、すぐ隣の桜の木に実ったサクランボを取る作業をしても、全然動じません。この調子なら、また共存できそうですし、レモンに付くアゲハの幼虫を食べてくれそうです。

しかし、このツゲの木、蜂がいなくなったら剪定しなきゃ、と思いながら忘れていて、ボウボウに伸びています。こんなにハチがおとなしいなら、剪定しても大丈夫だろうと思い、枝を少しばかり刈り込んでみました。

さすがに木は揺れるので、心配になってハチを見ると、巣にへばりつくようにしていたのが、少し足を伸ばして体を起こしています。

その様子はいかにも「浮き足立っている」ように見えます。

怖ぇぇぇぇ! やっぱり野生の力は侮れません!。共存共栄などといった甘っちょろい人間的思考はやめて、「お互い、直接関わらず、対等に生きていこうね」と改めて関係性を確認したのでした。