また大科学実験で感心した。 - でーれーすげーげー

NHKの大科学実験という番組は好きでよく見ているが、時々感心させられる。先日も「すべて当たるはず？」という番組を見ていて「なるほど」と思わされた。

注意：以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。

離れた場所にある標識（ボール）に向かって、バネ鉄砲で別の球（ボール）を飛ばして当てようとするが、鉄砲の照準を標識に合わしても、球は重力に従い放物線を描いて落ちてしまうので当たらない。

そこでどうするか？　鉄砲の出口から球が出た瞬間に、標識も落ちるように仕掛けを作る。そうすると、球は必ず当たるようになる。

なるほどー。確かに、鉄砲の口から出た球と、同時に落下開始した球の落ちる具合は同じなので、必ず当たるわけだ。

番組では鉄砲の数を増やし、また地上の他に高いところに設置したりして、同時に発射すればすべての球があたるはずだ！、という実験を行っていた。

ただし、多数の鉄砲の弾が出口から出る瞬間を揃えなければならない。そこは手動で、スタートランプに合わせて人が弾を発射する、という実験だった。

さすがに何人もの人が完全にタイミングを合わせるのは難しく、何度も練習しても、半分ちょっとしか標的には球は当たらなかった。

それにしても、「同時に落下させれば必ず当たる」という理屈を使って「すべて当たるはず」という実験が出来るとは、番組を見て目から鱗でした。

「高速で止まるボール！？」は、何度見ても感動する名作です。良かったら是非見てください。