でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

ハバロフスク8:クロスカントリースキー

アレクセイ家族にもらった調査票には、「スキーをやりましょう」と書いてあった。若い頃にはスキーをやっていたが、最近10年ほどはほとんどやっていない。どんなスキーだろう?と楽しみにしてたら、大晦日の日に「明日スキーに行きましょう」と言われる。どうやらテレマークスキーらしい。かかとが上がる、いわゆる「歩くスキー」というやつである。

道具はアレクセイに借りる。アレクセイと私は背格好がほとんど同じで(アレクセイの方がスリムだが (^^; )、スキー靴がぴったり合う。ウェアは特に用意せず、コートを着たまま滑るようだ。

車に乗って出かける時、すぐに出かけるのかと思いきや、まず友達の家に寄り、途中見つけた美しい教会に寄って、

そこから1時間ほど、郊外に向かって車を走らす。すでに5時近い時間になって、森の中の広大な空き地に着いた。

森の中に作られたクロスカントリースキー場で、広場ではスノーモービルが鉄枠のような物を引っぱって、雪を柔らかくしている。アレクセイにスキー板をセットしてもらい、スヴェータと3人で滑り出した。


テレマークは数回しかやったことがない。コースは広場を離れて林道の中に入っていく。歩くだけなら楽だが、当然多少の上り坂がある。スケーティングで登っていけるとよいのだが、そこまで上手ではない。まあでも、腕力で登り切る。一番近いコースを回って帰ってくると、広場に向かって緩やかな坂になっている。そこはもちろん、直滑降で思いっきり滑る。

スヴェータはもっと遠くのコースまで出かけていたようだ。私はアレクセイと一緒だった。本当に久々のスキーだったが、まあ、転ばず、格好にはなったようだ。アレクセイには「ハラッショ!」と言われる。

プールに出かけたり、スキーに出かけたり、なかなかスポーツ好きな家族である。あるときスヴェータが出かけていたので、どこに行ったのか聞いたら、「スポーツジムです」と言われたので、日常的にスポーツが当たり前なのだろう。

ロシアといえば、年配の方はとてもバイショーエになるというイメージがあるが、ソビエト崩壊から20年近く経ち、健康に気を付けて、甘い物を取りすぎず(チャイにもあまり砂糖を入れていなかったっけ)、スポーツで体作りをする、そんな世代が増えてきているのかも知れない。