今日はシンセン一の繁華街、東門(ドンメン)に行ってきました。広さは柳ヶ瀬と同じぐらいだが、人の量が半端ではない。
まずはその前に、シンセン中心部の町並みから。
なんか霞んでいますが、この霞の原因は何かは知りません。滞在しなければいけない以上は、たぶん知らないほうが良いでしょう。
次にドンメンのメイン通りの入り口です。
三つ立っている柱に「東門」と書いてあります。一番前の柱の前に立っている二人の女性はタトゥーの売り子さんで、カタログを持っています。また真ん中で座って何か食べている一群がありますが、右端にちょっと見える店で買った「酸辣湯」を買って街頭で食事中です。
ドンメンで一番元気な店はこの写真の右に見える店です。
スピーカーでガンガンがなり立てる物だからとにかくうるさい。いろいろ値札が下がっていますが、たしか女物のTシャツが5元(70円)でした。客があれこれひっくり返すので商品がぐちゃぐちゃになっていたりします。
それにしても人が多い。2階に上がる階段の途中で振り返って撮った写真です。
左側に停まっているごつい車は銀行の現金輸送車で、ちょうどお金を移動するところらしく、この後小銃を抱えたガードマン二人に守られながら荷物を積み込んでいました。
来るたびにいろいろ変わっているところが多いのですが、大型LEDスクリーンが設置されていました。
映っているのはたぶん建国60周年記念式典のパレードでしょうか。
通常の店の他に、勝手に持ち込んで路上で商売をする人たちがいます。ただ物を売っているだけの人が多いのですが、中に「芸術签名」というのがありました。「签名」とはサインのことで、かっこよいサインをデザインしてくれる物です。漢字なら1文字1元です。
面白そうなのでやってもらいました。まず最初にサラサラと書いたのは全然分からず、「なんだこりゃ」と思っていたらおじさんが紙を裏向けて透かすと、ちゃんと読める!。なんと裏文字になっていたのでした。あとは、実用的サイン、ファッショナブルなサイン、急いで書くサインの4種類です。最初の裏文字サインは、実は「偽造防止に使う」ということらしいです(実名でやったのでお見せできないのが残念。ASSOMANでやってもらえば良かった!)
他に面白かったのは猿回しです。
いわゆる街頭芸ですが、お猿さん3匹にいろいろ芸をさせています。「すごい!」と言うほどではないですが、見ていて飽きません。一生懸命見ていると、袖を引っ張る人がいます。何かというと、お金を集めるおじさんが別にいて、見ている人に寸志をお願いしてます。私はもちろん払いましたが、結構払わない人が多い (^^;。
街頭で羊肉串や牛肉丸を食べて、ゆっくりとそぞろ歩きをしました。数年前になかったペットショップ街のわんこ達を見たり(まだまだ檻が狭くてかわいそう)、路上の売り子が、当局の取り締まりに気づいたのが急に走り出したりするのを横目で見ながら、のんびりとした日を過ごしました。