我が家にはテレビが２台ある。一台は今年の早々、アナログから地デジに買い換えた。ついでに地デジチューナー対応のHDDブルーレイレコーダー（名前が長いなぁ）も買った。
http://d.hatena.ne.jp/assoman/20090125/1232852149
http://d.hatena.ne.jp/assoman/20090131/1233401760
もう一台は20年以上前に買ったものだ。時々ボリュームが調子悪くなる以外は問題なく見られるが、そろそろ替え時かな、と思っていた。
そうしたら先日、へばちゃんが「こっちのテレビも買い換えようよ」といいだした。理由を聞いたら「新しい方は、録画が簡単やし、探すのも簡単だで。でも一つしかあらへんで、子どもにしょっちゅう占領されてまう」とのことだった。
うーん、それは、テレビを買い換えたいのではなく、もう一台HDD内蔵レコーダーを買いたい、ってことだねぇ。
それと、今のHDDレコーダーは、録画した番組を簡単に持ち出せない事にも大きな問題がある。テレビ番組の録画はHDDにしかできず、DVDへのコピーは後から（しかも実時間で！）しか出来ない。ブルーレイなら高速ダビングが出来るが、せいぜい３〜４倍速か？
なんでＤＶＤに直接録画出来ないんだろう。それが出来れば番組を簡単に移動できるのに・・・。番組保存も二度手間（HDDに録画してからDVDに録画）で時間が取られてかなわない。
おそらく他社のレコーダーもそういう制限があるのだろう。著作権かダビング10の関係かもしれない。デジタルで「画質が良くなった。便利になった」などと宣伝しているが、「持ち運びカンタン」みたいなVTR時代のメリットを、何で残さないのだろう？。そうすれば本当に使いやすい良い製品になるのに。
結局「ユーザーのニーズ」より先に「メーカー側が作れるもの」があり、その中で必死に「ユーザーさんこうすれば使いやすいですよ！」とニーズを作り上げているように思う。
無いものを作るより、あるものを拾い上げれば楽なのに・・・。
