結婚したとき、8mmビデオカメラが世の中に出ていたため、それを買った。子供が生まれる前からビデオを撮っていて、子供が小さい時にはイベントごとにビデオを撮っていた。ちょうど1990年代はそういうホームビデオがはやった時代だった。
その後、テレビのデジタル化を前にDVDプレーヤーを買ったのをきっかけとして、ホームビデオをすべてDVD-Rに焼いたのが7年ほど前なのだが、今日たまたま、それを見ようとしてDVDプレーヤーにかけてみた
しかし、古いDVD-Rが見られない。プレーヤーが認識してくれないのだ。
DVD-Rに移せば長らく持つ、と思っていただけに驚いた。どうやら、DVD-Rの信頼性はそれほど高くないようだ。直射日光に当てていたわけでもないが、夏はまあ30度以上にはなるし、冬は凍るとは言わないが、10度以下にはなる。
いずれにしろ、当てが外れてしまった。
仕方がない。もう一度VHSビデオからHDDレコーダーにダビングし、DVD-Rに焼き直すか。しかし、そのままにしておけばまた同じことである。
そこで、DVD-RからMP4ファイルに変換することにした。電子ファイル化しておけば、バックアップの方法はいくらでもある。
HDDを複数用意して、いずれにもコピーした上で、さらにクラウドに保存する手もある。保存が目的で滅多にアクセスしないのだから、USBメモリやSDメモリを複数用意して保管しても良いかもしれない。DVDは15枚ほどだから、32Gbyteのメモリにすべて入りそうである。
それにしても、面倒なものだが、「全く何もメンテせずほかっておいても50年後でも再生できる」というメディアなり方法はいまは思いつかない。そんな技術も手軽にはなさそうである。電子ファイル化したものを、その時々のトレンドのメディアに移しながら管理して行く、そういう方法になりそうである。
それにしても、作業量多くて面倒そうだなぁ・・・。