でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

久々、油坂峠

今日は再度紅葉を見に行きましょう、ということで走り出しました。

最初はせせらぎ街道に行きましょう、と言っていましたが、道を間違えてしまったので「じゃあ、油坂峠から九頭竜湖へ行くか」と変わりました。

高速を使っても行けますが、高速は使わず、中部縦貫道も使わず、昔からの油坂峠を走ってきました。

中部縦貫道を使えば、たぶん30分は時間短縮できるので、皆さんそっちを使っています。自分は昔ながらの油坂峠道を使いましたが、もう、すっかり忘れていますね。こんな風だったかなぁ、と思いながら走りました。でも、昔なので、狭い道でも対面通行を普通にしていた気がします。

途中、高台から白鳥の町並みや、反対側の鷲ヶ岳などが見える地点があったので、写真を撮るために降りてみました。すぐ直下には、新しいバイパス「中部縦貫道」が見えて、そこを車がビュンビュン走っていきますが、こちらは坂道をゆるゆるエンジンを吹かしながら進みます。

九頭竜湖近辺に来ましたが、相変わらず工事をしていますね。どこからどこに行く道路なのでしょう?こんな山奥に、どれほど需要があるかどうか分からない工事を続けるよりは、都市高速のメンテナンスにお金を使って欲しい気がします。

まあそれはそれでやっているのかも知れませんが、今後日本が少子高齢化が進んでいくうちに、道路などの社会インフラのメンテナンスが「計画はあるが実行する能力がない」状態にならないかが心配です。いま山奥の道路を作るのを止めたとしてもどれだけ効果があるのかは分かりませんが、「日本列島改造論」的な開発だけが日本をゆたかにする、という発想は大して意味がない気がします。

などという感想を想いながら、Uターンして白鳥に戻ってきました。その後八幡から金山に抜ける道を走り、さらにそこから関に抜ける道を走りました。そちらはほぼ「林道」のような県道でしたが、間伐を進めているらしく、森の中に伐採された木々が一杯落ちていました。

こういう、森や林業を守る事業の方が実は将来にとって大切ではないのか? ここは良いけれど他はどうなの?などと思ってしまいます。

ともあれ、丸一日、山道やら林道やら走り、途中紅葉をちょこちょこ見ながらのドライブはなかなか楽しかったです。