中国に行って、青色の物が増えたことに衝撃を受けた記事を書いたのは、2014年5月でした。
http://d.hatena.ne.jp/assoman/20140512/1399910172
青い垂れ幕や青いタクシーに衝撃を受けたのですが、その青いタクシーはいまはすっかり増えて、7割ぐらいが青いタクシーに変わったのではないかと思います。
その青いタクシーの自動車メーカーは「BYD」という会社です。乗ると結構広くて、インジケーターパネルはカッコよく、加速は良いし音は静かです。一緒に出張したN君などは「日本に輸入されているなら買いたいのですけれどね〜」と言っていました。
先日、どこかのウェブ記事で、その「BYD」という会社の記事が載っていました。正式名称は、比亜迪汽車という会社で、元々充電電池の会社だったのが、自動車メーカーを買収して電気自動車を作るようになったそうです。
タクシーばかりではなくバスもBYD社製の物がいっぱい走っています。モーター独特の「ウイーン」という音をさせてバスが走っていく後ろを見ると、大体 BYD です。
そして、なんとこのシンセンが本社なのだとか。IT産業が盛んで新しい街シンセンにふさわしいですね。
ネットで検索すると、2018年度上半期の純利益が大幅減、なんて記事も出てきますが、変化が激しい中国で新しい産業なので、まあ浮き沈みもあるのでしょう。
しかし、いつかは日本でこの手の電気自動車を売って欲しいと思いますね。ただ、割り切りが早い中国市場と違い、何事も慎重でエビデンスに厳しすぎる日本だと難しいかな。