朝仕事に行く時に、名鉄岐阜駅に近づくと、「ODAKYU」と書かれたバスが停まっていたりする。帰りが遅くなった時、23時前ごろに停まっていることもある。
何かというと、岐阜−東京(新宿)間の夜行バス「パピヨン号」だ。岐阜バスと小田急のコラボで、運行されている。平日の朝や夜に見るから、毎日運行されているのだろうと思う。昔からあって自分も使ったことがあるバスだ。
ところが、最近違うバスが走っているのに気付いた。朝岐阜駅に向かうバスの後ろの電光掲示に「名古屋・岐阜」と書いてある。バス名は「オリオンバス」。調べてみると、岐阜と新宿の間の夜行バスを走らせているらしい。
そしてもう1つ、JRの「ドリーム号」が走っているのに出くわしたことがある。これは土日だけだろうか?でも平日見ているわけだから、夏や連休前などは平日も走らせているのかも知れない。
調べると、今のパピヨン号は三列で独立したシートになっているようだ。三列シートは夜行バスとしてはやっぱり楽である。オリオンバスは4列なので快適さは劣るが、その分値段が安いのだろうか?
JRの「ドリーム号」は2階建てなので、内部は3列シートになっているのではなかろうか?1階席は振動も少なそうでなかなか快適かも知れない。
昔はパピヨン号と、せいぜいドリーム号だけだったような気がするが、もう1社増えて3社が夜行バスを走らせているとしたら、昔より需要が増えているのではないだろうか?
新幹線のスピードは速くなり、岐阜から2時間半ほどで東京駅に着けるのに、夜行バスの需要も増えているのだろうか?
もしかしたらデフレ社会の象徴かも知れない。まあ安全に運行してくれるのなら、移動手段の選択肢が増えているのは良いことだ。
とはいえ、もう夜行バスに乗って東京に行く気力はあまりないが・・・。