しばらく前から、仕事のメモは、まずはノートに取るようにしている。その前はパソコンに全部打ち込んでいたのだが、まとめを作るのが思ったより難しいのと、全体の見通しが悪いので、手書きのノートに替えた。書いてからまとめをパソコンにメモ書きしタスクリストにしたり議事録にしたりしている。
しかし、長年手描きをせずにパソコンばかり打ってきたものだから、漢字がなかなか思い出せない。ひらがなばかりだと後から余計わからなくなるので、調べながら漢字を書く。
幸いノートパソコンはノートと一緒にずっと持っているから、漢字を検索したりしていたが、エクスプローラを開く一手間が惜しいし、文字が小さい。フリーソフトのエディタも使ってみたが、今度は閉じるときに「保存しますか？」と聞いてくる一手間が面倒だった。
検索すると、スマホ用の漢字表示アプリは一杯あるのだが、PC用はなかなかない。そんな中見つけたのが「漢字書けな〜い」というアプリである。
使ってみると、なかなかよい。文字は大きいし、フォントはちゃんと教科書体になっている。閉じるときに聞いてくることもない。
ということでしばらく前からそれを使い出したのだが、どうも文字が大きすぎる。画面の四分の一とは言わないが、それぐらいの感覚だ。そのため、会議中周りの人から、私がどんな漢字を検索しているかが丸見えになってしまう。
難しそうな漢字ならともかく、「合併」「存続」「標準」なんてありきたりの漢字を特大文字で表示しているのは、ちょっと恥ずかしい。が、そうも言ってはいられないので、素知らぬ顔して使っている。
