でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

リモートは凄い!

金曜日、生産に使うIT機器の立ち上げの仕事をしました。

中国工場に導入するIT機器なのですが、ベンダーの立ち上げがこの日にありました。ベンダー立ち上げが終わって確認を求められましたが、どうもうまく行っていないようです。

中国工場ITスタッフとベンダーとのやりとりに任せて、自分は時々確認に行くだけでしたが、うまく進んでいないようで、そのうちリモート会議でつなぎながら、さらに中国工場サーバにつないでリモート画面を見ながらのやりとりになりました。

この日は在宅勤務だったので、家からのリモートデスクトップで数段つなぎながら、画面を出して作業します。その画面を Microsoft の Teams で共有しながら、シンセンにある中国工場と、ベンダースタッフのいる上海とリモート会議とチャットでやりとりしながらの仕事です。

ベンダーが中国工場に送り込んだスタッフが初心者で、トラブル対応が出来ない、ということで、上海のベンダー本社スタッフがリモートで対応する事態になりましたが、自分も参加するはめになりました。

中国工場スタッフは日本語ペラペラなので、彼女と会議するだけなら日本語なのですが、ベンダーさんは日本語はできないので、やりとりは中国語でワアワア進みます。

時々自分が操作する必要があるので、その時には私に「こうこうこうして下さい」と依頼が来ます。ベンダーから送られたチャットやドキュメントを共有しながら、「これだよね」「こうで良いよね」とやりとりをしながら進めます。

中国のシンセンにある中国工場のサーバを自分が操作しながら、それを中国工場スタッフと、上海のベンダーが見守り、その結果に応じて次は「ああしろ、こうしろ」と指示が飛んでくる。

と言うのを自宅のPCからやっている。

んー、IT業界は凄いなぁ。まあ、自分が初めて体験したから凄いと感じるだけで、何年も前から当たり前の技術なのかも知れませんが。

とはいえ、トラブルはなかなか治らないので、この日は完全解決までは至りませんでした。現場で直接やりとりしていればもっと早く進んだのかも知れませんし、オンラインだけではない対策や調査もできたのかも知れません。すぐに直さないと大きな損害に繋がる案件ではないのは幸いでした。

自分の仕事でITがらみはこの件ぐらいしかなく、これ以上深みに入らずに済むのは幸いですが、ネット関係の仕事はもはや国境や距離は関係ないのがよく分かりました。