でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

岐阜メディアコスモスに行ってきました。

昨年開館した、岐阜市の新しい市立図書館「みんなの森・ぎふメディアコスモス」に行ってきました。今日が三回目ですが、前の二回は市民活動交流センターの利用が主目的で、今日は図書館の利用が主目的でした。

メディアコスモスは2階建てで、1階は市民活動交流センターや多文化交流プラザなどがある公共施設的です。

ついでにローソンとスターバックスがあって、1階では比較的自由に持ち込んで飲んだり食べたり出来るようです。2月に行った時は勉強する高校生がわんさかいました(^^;。

今日は前でホンダが車を並べていました。

さて図書館です。2階図書館の特徴は、書庫が高さ1.5mぐらいであまり高くないことです。歩いていると書庫を越えて管内全体が見渡せます。

広すぎて戸惑いますが、いざ本を持ち出して座ってしまえば、書庫に囲まれた静かな空間が現れます。立てば開放感、座れば自分のエリアができる。これはなかなか面白い仕組みです。

書庫は並びが直線ではなく、同心円がいくつもある形です。それぞれの同心円が「文学・文庫・ゆったり・郷土・児童・ヤングアダルト・親子」に分かれています。

全体が見渡せる割りに、どこに何があるかはつかみにくいです。でも、図書館を探検するような楽しみがあります。すぐ目的の所に行きたい場合、あちこちにある地図ステーションに頼れば困りません。

郷土の和傘資料を眺めながら三時間ほどいましたが、帰り際に探検していると、もう一つフロアがあることを知りました。開放的な2階書庫とは別に、昔ながら(笑)の列に並んだ背の高い書庫のフロアがありました。そこはメイン図書館からは階段を降りたところにあります(別にエレベータもあります)。

実際は1階なのですが、地下の倉庫に降りて行くような感覚です。降りた先は静寂に包まれたエリアです。2階のメイン図書館は、静かとは行っても児童や幼児もいるし、館内放送も流れてそれなりにザワザワしていますが、こちらはまさに自分と本だけに向き合う世界です。

これはこれで、コアな図書館ファンには喜ばれるかも(^^)。

最近図書館のあり方についていろいろと議論されているのですが、あまり岐阜の新図書館の話題は聞こえてきません。実際に行ってみるとかなり賑わっていて(駐車場混みすぎ(^^; )面白いですし、コンビニやスタバもあって長居も出来ます。もう少し話題になっても良いと思うのですが。

CCCに任せるのは嫌だけれど、新しい図書館の形も探りたい、という人にはなかなか良いケースだと思うのですが。

でも、お金もかなり使っていたと思います(^^;。