でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

アンパンマン

今日帰る時に歩いていて、ふと気がついた。「あ、香る。これってジンチョウゲだよね」。まさに、ジンチョウゲの花がいっぱい咲いていた。

。毎年、ジンチョウゲはまず香りで気付くものだったのだが、今年は花が咲くけど「あまり香らない」という状態が気になっていた。実は例年同じなのかも知れないのだが、「咲いているけれど、なんで香らないのだろう」という「気づき」が気持ちを沈めていたのだ。今日の香りでそこも解決されたようだ。自然の怒りは、大きくない。

震災関係で「買い占め」という言葉が聞こえてくる。でも、何か違和感がある。「買い占め」という言葉には、どこかの悪徳商社が、市場の値上げを見越して、大量に買い付けた物資が倉庫に眠っている、とか、大金持ちがスーパーの棚を指さして、「この棚全部売ってくれ」と言った、などというイメージがある。

今現在起きていることは、買い占めではなく「買い溜め」だろう。計画停電などの未体験の事態が起これば、誰だって不安になり、物資を買おうとする。ただ、今の世の中、ネットワーク化が進み、それが社会全体に簡単に影響するかも知れない。

みんなが集中して買い溜めし、スーパーの棚がガラガラになれば、POSシステムといった先端流通システムを元に、発注がかかる。完全自動ではないとしても、品切れ品リストが担当者の元に届けば、仕事として、明日の為に発注するに決まっている。

それを受けたメーカーはどうするか?。本当は被災地域が心配だけれど、状況が分からないし、そっちからは注文も来ない。仕方がないので、注文が来ている東京都心に物資を流すだろう。それ自体は何も問題はないし、各担当者が地震救済を望みながらも、出来ることをやった結果だろう。

んー、やっぱり、有事を想定したことを考えていなかった影響だろうと思う。別に有事立法など必要なく、「今大変だからこうする」というリーダーシップ欠如のが大きな影響を与えていると思う。今後、どうすべきだったか、の検証が進んで欲しいのだが。

今日ラジオで、アンパンマンのテーマソングが流れていた。なんでも、地震避難者などを励ますために流れているらしい。ラジオを聞くまで知らなかったし、実際に流れたのか、どれくらい広まっているのかも知れない。でも、久々に聞いて自分の心が勇気づけられたのは確かだ。

YouTubeなどを探してリンクしようかと思ったが、ネットワークトラフィックの増加は悪い影響を与えるかも知れないのでやめた。そんな物はなくても、有名な曲だし、歌詞も分かるだろう。

鼻歌で・頭の中で歌って・小声で声を出して・子供達と一緒に歌う。いろいろな方法があるだろうから、あなたなりの方法で歌うと良いと思う。今のような時期に勇気を出すために、背中を押してくれると思います。