でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

紙の復活

仕事でノートパソコンを使い出して、最近は紙のノートを使っていない。http://d.hatena.ne.jp/assoman/20090710/1247240144 管理するにもノートの方が便利だし、何より自分の悪筆が嫌いで書くのが面倒くさかったのもある。

それで数年来ているが、最近、パソコン相手だと複雑な事例を考えるときに、なかなか進まないことに気がついた。計画や方針を立てる時などで、いろいろな事象やら条件やらが絡み合っていると、頭の中で堂々巡りするだけで、ちっとも見通しが立たない。

こういう時は何でも良いからまず頭の中のもやもやをはき出すように、打ち込むべきだよなあ、と思う。だが、パソコンに向かって打ち込むというのは、ある程度整頓されて流れが出来ていないと無理なように思う。

そこで、しばらく前から、紙に書くことを復活させた。自分しか見ないし、ノートではなくバラのA4裏紙などに書くから、「とにかく書く」を目標に書いている。もちろん悪筆のままだ。

書いていると「なんてひどい字なのだ」と思うこともある。キーボードばかりでペンを持たないからさらにひどくなっているのだろうが、気にせず書いていくと、結構素早く書ける。少なくともキーボードよりは断然速い。

で、眺めてみると、見通しが立つような気がする。眺めながらさらにあれこれ書き加えたり、丸で囲んだり線を引っ張ったりするが、作業性が圧倒的によい。まあ、紙なので当然なのだが。

ということで、当面紙と併用で使って行こう。紙にはき出してある程度まとまってきたら、PCに入力する、という形で使って行くことになると思う。書いた紙はしばらく取っておくつもりだ。

iPadなど手書き出来るメディアが増えている。きっと便利なのだろうが、数枚の紙に書き散らしてあれこれ並べながら眺められるほどは便利ではないだろう。用途に応じて、紙を使うべき所はやはり残りそうだ。