でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

クラフトビール三昧

ここ数年、クラフトビールがはやりですが、岐阜でもいくつか、クラフトビール醸造所が出来ています。5月25日の土曜日、そんなクラフトビールをはしごしました。

まずは、岐阜県美濃加茂市の、美濃加茂ビールに行きます。普通に「美濃加茂に行く」となったら、まず絶対に車で行くのですが、飲むために行く、となると、JR高山線を使うことになります。

お店の開店は12時ですが、列車は先に着いてしまいました。お店の周りは、中山道太田宿跡なので、いくつか古い建物や公開された資料館もありますし、木曽川がすぐ近くなので、ぶらぶら見ながら歩いて時間を潰しました。

美濃加茂ビールさんは行くのは2回目です。定番のペールエールの他に、ローゼルサワービールというのをいただきました。ローゼルを使ったピンク色のビールで、泡までしっかりピンク色なのは驚きました。変わった色のビール(赤はもちろん緑とか青とか(^^;)はいろいろありますが、泡までしっかり色が付くのはあまりないように思います。

サワービールですがそれほど酸味は強くなく、酸味が苦手な私でもおいしくいただけました。

引き続き長良川鉄道に乗って美濃市クラフトビールを飲みに行く予定で、さらにその前に美濃市のうだつの町並みを見る!ということで、30分ほどしかいられませんでしたが、いろいろお話も出来て楽しめました。

急いで美濃太田駅に戻り、長良川鉄道に乗って美濃市に行きました。うだつの上がる町並み、というコンセプトで市内に多数残る、古い町並みがなかなかよい、と言うことでしたが、本当にいっぱい残っていて、感激しました。

自分の住む岐阜市加納も、空襲で焼けなければ古い建物がいっぱい残っていただろうと思います。実際に、空襲を受けなかった町外れには古くて素晴らしい建物が残っていますが、中心はもう新しい町になってしまっています。

古い建物を残す苦労はあるのでしょうが、残っているだけで素晴らしい、と感激していました。

しかし、長居も出来ません。次なる目的地の、美濃市のリバーポートブリュワリーさんに向かいました。こちらは旧家の倉の中に醸造所とタップルームを作り、ビールを提供しています。

今回2回目ですが、旧家の狭い通路や日本庭園を通過して到着する倉の中に、グラスがいっぱいぶら下がった洋風カウンターがあるタップルームに到着すると、まるで別世界に来たようでそれだけで気分が高揚します。

そんな中で飲むクラフトビールはまた最高です。はやりのIPAばかりではなく、オーソドックスなペールエールなども作られています。この日は六種のビールがタップにつながれていましたが、そのうち4種をいただきました。

実はその前の金曜日、岐阜のクラフトビールグループの研修会があったそうで、研修会後の懇親会が岐阜市のALE!!YELL!GIFUさんでありました。私は全然関係ない立場ですが、たまたま昨日、そこに飲みに行っていて、偶然、その研修会と居合わせました。

それでも最初は気づかなくて、岐阜ビールの方が私に挨拶してくれて、初めて知りました。そこでリバーポートビールの方とも会って、「明日行きます!」と言っていたので、その「研修会」ってどんなことやるんですか?、という話でも盛り上がりました。

しかし、この日は、もう一つ行きたいところを、昼間、美濃市のうだつの上がる町並みを散策している間に見つけました。「Beer Station えんと」というお店で、醸造はしていないですが、各種クラフトビールを扱っているお店です。

列車の時間を気にしながら急いで行って、でも一本飲むのが精一杯。旦那さんがクラフトビール好きで移住して開いたお店で、この日は奥さんがお店番をされていました。いろいろお店を開いたいきさつなどをお聞きして、是非また来たい!と思いましたが、いつになるか全くわかりませんが (^^;。

ということで、そのお店を後にして、美濃市駅から長良川鉄道に乗って岐阜に帰りました。

岐阜に帰ってからは、BEER & CRAFTに行ってまたクラフトビールをいただきました。いやー、4軒も回れて、結構充実した一日でした。

クラフトビールのはしご、東京などの大都会なら電車の便が良いので簡単にできるのでしょうが、岐阜では三十分~二時間に一本の列車の時間を気にしながらになってしまいます。でも結構面白かったので、またやりたいですね。