でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

事故現場

久々に出勤しました。

業務は予定通りこなし、予定外の業務もこなし、予定していたけれど出来なかったが在宅でも出来る業務は残り、無事?終わりました。

ちょっと遅くなりましたが、明日はまた在宅することにしたため、余裕はあります。天気も良いし、在宅中はとにかく減ってしまう歩きをすることにしました。

仕事が終わって歩き出し、名鉄電車の高架を目にしたときに、ふと思い出しました。「そういえば、この線路の先で、最近人身事故があったっけ。」

事故については、新聞に載っていた小さい記事で気づきました。踏切で電車と接触事故を起こした人がいて、亡くなられた、と言うものでした。

その電車の区間を記事で見て、最初、違和感を覚えました。「そこって、全部高架な区間じゃなかったっけ?」。でも、考えてみると、その区間の端と端の駅は高架ですが、その間、わずかな区間に地表に降りて踏切があるところがあります。自分が通勤で使うところではないですが、歩きでは何度も通るところで、その区間を電車ではなく歩きで通したことも何度もあります。

改めて考えて「あー、あそこに確かに踏切があるなぁ」と気づいていたのですが、そこにさしかかりました。見ると、踏切には花が添えられ、何本もの飲み物が捧げられていました。

ここなんだ~。

哀れみの思いを抱きながら、手を合わせて合掌。南無阿弥陀仏を唱えてきました。そのときは何も持っていなかったので、少し先の自販機で飲みものを買い、戻って供えるとともに、再度合掌してきました。

どんなつらいことがあったのか、自分には計り知れませんし、自分の立場がどのようであったとしても、その方の助けが出来たかどうかはわかりません。

私に出来ることは、その方の冥福を祈るとともに、そのようなことが起きないように、私に少しでも出来ることはあるのだろうか?と思いをめぐらすことかなあ、と思っています。