都合で急遽工場が休業になってしまった4日土曜日ですが、自分は自分の出張の都合で休んでいられないため、出勤しました。
ほとんど誰もいない工場ですが、設備保全スタッフが何人か出ています。それでも静かな工場内で、余計な割り込みは入らず仕事がはかどりました。
保全スタッフが帰ってしまうといよいよ寂しくなるのですが、なぜか所々照明が付いているし、設備の電源が入っています。
「まだだれか残っているのかな?」と思っていても、誰もいる気配がない。
いよいよ帰る時になって、さてどうしたものか、と悩みます。自分には全く関係ないのだから、放っておいて帰るのがスジですが、省エネを考えると照明だけでも消したいものです。しかし、その頃になるともっと深刻な考えが頭をよぎります。
だれか、倒れとらんかしら・・・。
そう思いついてしまうと、もう放ってはおかれない。広い工場の中あちこち回って、異常が無いか確認します。設備電源を入れっぱなしで帰ってしまった、という想定もあるので、心配ないはずなのですが、やっぱり、我慢できない。
一通りグルグル回り、問題なさそうなので、分かる照明だけは消して、変えることにしました。
それにしても、何が怖いって、誰か作業中に挟まれたりロボットにぶん殴られたりして倒れていないかどうか、と考えることほど怖いことは無い。それに比べると、幽霊だのお化けだのは、人間界を超えた存在だけに、怖い気があまりしない。
やっぱり、なんだかんだ言って、一番怖いのは人間でしょうか・・・ (^^;