でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

何が起こるのか?

憲法など、役に立つときは持ち出しそうでないときは無視すればよい、という感覚で作られた戦争法案は通る可能性が高いのだろうが、それが通ると起きる事をいろいろと考えていた。

数年以内に自衛隊に戦死者が出るのだろうなあ、ということは以前書いたが、戦死者が出ても即撤退など実際は出来るはずがないだろう。それでも任務を果たそうとしている自衛隊の人達が無事に帰ってくるように「玄関に黄色いハンカチを掲げて祈りましょう」みたいな運動が盛んになって、掲げていない家には自治会や各種団体経由で掲げる様に指導が来るのかな?

以前ある新聞記事で、「そうなる事は分かって行っているのだから自己責任と言われるだろう」というのもあったが、私はそうは思わない。命をかけて日本のために戦っている人がいる、という状況はいろいろ役に立ちそうだ。お上に文句を言うなとか、我慢しろとか、女は従えとか、いじめる方が元気があってよいとか、体罰はありがたく思え、などと言う人がぞろぞろ出てきそうに思う。

それでも自衛隊員の志願者は大幅に減るだろうから、そのために文科省が各県教育委員会にノルマを課したり、貧困ビジネスを利用したりする、とも以前書いたが、もう少し考えて見た。文科省は最近、経済産業省財務省の下請け的な立場になってしまっていて、主体性が大幅に減っている。防衛省に言われるがままにも動きそうだし、貧困ビジネスとは違うが、無償奨学金や大幅経済支援を条件に、入隊を促す制度は迅速に豊富に作られそうな気がする。今もあるかも知れないが、それ以上に、お役所仕事にしてはめずらしく「すばやく、手厚い」ものになるのではないだろうか?

一方、経済格差解消や貧困対策などは、なかなか進まなかったり、放置されたりの、のらりくらり「お役所仕事的」な対応になりそうである。

いろいろつらつらと思ったが、そんな社会が日本らしさだと思っている人や団体がいるみたいなので、そうではなく、多様な、違いを尊敬し合う様な社会にしていきたい。