でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

日本が戦争に行くようになったら起きること。

安倍首相がアメリカに行って、広くはろくに議論していないようなことを約束をしてきたようだ。

まあいずれにしろ、安倍首相を初めとする今の政府は早く自衛隊を海外の戦争に出して実績を作りたいだろうから、あと数年もすれば、自衛隊が日本から遠く離れた海外で戦死者を出したり、戦闘で相手を殺したりすることだろう。例えば、中東でアメリカ軍の支援を行い攻撃され、戦闘員かどうかも明確ではない相手に反撃するケースが考えられる。

今の自衛隊は志願兵制なので、日本の自衛にとって位置づけが不明なことが起きる・やらされると分かれば、志願者が激減するだろう。

そうなっては自衛隊が成り立たないので、入隊者を維持しなければならない。例えばどのように入隊者を維持すれば良いのだろうか?

一つは、貧困ビジネスに食い込んだらどうだろうか? 仕事がなかったり、バイト以上の仕事をできない人を自衛隊に入隊させる手はある。入隊すれば国家公務員並みの待遇が保証されるだろう。ただのバイトよりもっと良い誘い文句もいっぱいありそうだ。このあたりはアメリカが先進的なノウハウを持っているだろうから、アメリカ軍と協力すればいくらでも入隊させられそうである。

ニートや引きこもりだった若者が「自衛隊に入隊して立派な社会人となりました!」と言った、親も「我が子が立派な軍人になりました!」と喜ぶ事例がバンバン報道されるかもしれない。

他に思ったのは、昨年財務省が「少人数学級は成果を上げていない。教員を減らすべきだ」のように教育行政に介入した手を使うのも良いかもしれない。防衛省が各都道府県教育委員会に、高卒者の何パーセントかは自衛隊に入隊するようにノルマを課す、というのはありそうだ。

そうすれば各県教育委員会は、必死で入隊者を選別するだろう。もうすでにやっているのかどうかは知らないが。

今の時勢で将来何が起きるのか? 単に「戦前の日本に戻る!」と叫ぶだけではなく、今だったら何が起きるのかを考えるのは大切なことだと思う。