昨日、中学時代の同級生と久々に飲んでいました。
話すことは近況と同時に、中学時代の話。あの頃はどうだった、とか、恩師は今どうしているの、などの話になります。
中学時代の同窓会は、卒業して数年後、自分が大学生の時に開かれて以来ありません。会としてではなく仲間同士集まった機会でも、自分が社会人になっていたかとは思いますが、ン十ン年前の出来事です。
酔った勢いで決めたのが「明日恩師に会いに行こう!」というのと「同窓会幹事の○○は実家にいるはずだから、明日会いに行こう!」という「人の迷惑顧みず」の行動でした。
今日午後合流し、まずは恩師の家に向かいます。二人とも実は行ったことがないので、年賀状の住所をナビに入れ、それを頼りに向かいます。近くまで来てから近所の人に聞いて回り、見事恩師の家を見つけました。
「思い出してもらえなかったらどうしよう?!」「おれは数年前に会っているからたぶん大丈夫!」などとドキドキしながら待っても誰も出てきません。残念ながら留守のようで、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
次は同窓会幹事の家です。昔の住所を元にナビに入れようとしたら、住所の付け方が変わっているようです。昔は「○○−○」と数字だけだったのに、今は「○丁目−○○」と町番変更がされていました。「えー、何これ。そんなに変わっちゃったの?!」と改めて驚く始末です。
しかし彼の家は商売屋で、引き継いでやっているはずだから・・・ということで、中学時代の電話番号を入れるとなんと行き先がヒットします。ナビ便りに進むと、見覚えのある地形と屋敷がありました。無事に、おそらくン十年ぶりに、その同級生と会うことが出来たわけです。
彼は昔の名簿を見ながら、「この子は○○にいて、その子は近くに引っ越してきたんだよ」などとどんどん思い出してきます。さすが商売屋。聞くと配達などで地元をくまなく回っているとのこと。すぐに十数人の「消息が分かりそうなメンバー」を上げてくれました。
「一度会ってみないとねぇ」ということで、まずは会えそうな人だけ集まりたいね、と言う話になりました。そこでいろいろ情報交換すれば、もっと消息が集まりそうです。特に女子はいっぱい情報を持っているかもしれません。
なんだか楽しみになりました。「これから会うこと」を考えると、今日恩師に会えなかったことも、今後の楽しみの一つになっているわけで、かえって良かったかもしれません。今後、恩師も交えての「同窓会」になるかどうかは分かりませんが。
こんな事を始める、などとは、つい最近まで思ってもいませんでした。でも、がむしゃらに仕事や子そだてをしてきて、そろそろ一息入れて昔を振り返る年頃になってきたのかもしれません。
「そんなことが楽しいのかねぇ」と端から見ていた、自分の親と同じ年齢がめぐってきたということなのでしょう。