岐阜市加納は、江戸時代の中山道宿場町でした。また加納城城下町でもあり、城下町と宿場町を兼ねたところはあまりなく、特異的なところです。
そんな、中山道の宿場、という視点がより詳細な歴史探索の動きとなっていて、岐阜県の中山道を紹介するパンフレットなどが出ています。
先日、加納宿文化保存会主催の「中山道ふるさと検定」があったのですが、そのパンフレットがテキストに使われていました。一生懸命検定に向けて読んだわけですが、実際にそこに行ってみたい、という思いに強く駆られたことは確かです。
現実的なプランとなると、遠い所はちょっと準備が必要ですが、近いところはすぐ行けますよね。
ということで、「細畑の一里塚」を目指して、歩き出しました。
江戸時代は一里塚は長い街道の道しるべとして大切でしたが、交通手段が発達してからは無用な物となっています。都市部では撤去されてしまうのがほとんどですが、岐阜市細畑の一里塚は、都市部ですが街道筋の両側一里塚が昔のまま現存しています。
実際にはそんなにエキサイティングな場所ではないですが、道の両側に一里塚がちゃんとあるのは「残っていて、その場に自分がいる」という感慨を感じる物です。
そこから加納までは、細かく写真を撮りながら戻ってきたのですが、あらためて、中山道を歩く、というのはなかな好奇心をそそられる物ですね。
・歴史を学べる。
・たどった工程を明確にでき、達成感がある。
これから来年にかけて、真面目にやってみたいと思います。