帰りの通勤電車の中では、本を読むようにしているが、時々切らしていたり忘れていたりして、ボーッとしていることがある。
先日、そんな状況になった時、ふと隣の人を見ると、数独の本を開いている。文庫本サイズの、1ページ1問題の本だ。
最近体力や酒量の衰えとともに、頭脳の衰えも感じていないわけではない。年とともに落ちていくのは仕方がないとしても、努力でそれを遅らす事はいくらでも出来るはずだ。
そもそも、好奇心を失った時が老いの始まりだ、という言葉もあるしね。
ということで、たまたま電車の中でやることが無くなった時に備え、数独の本を買ってきた。
あまりやったことはないのだが、簡単な所から始めたので、帰りの電車で一問完結することが出来る。「楽勝、楽勝!」と思っていたら、今日の問題は途中で間違えていることに気付いた。そうなると「ど、どうすれば良いのか?!」と焦ってカーッと頭に血が上ってしまうが、これもまた頭にとっては良いのかも知れない。
三日坊主に終わらないよう気を付けねば。
そういえば、最初に見た隣の人は、本を広げながら寝ていたっけ。睡眠薬にもなるのなら一石二鳥である (^^)。