でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

八百津町の棚田オーナーとして田植え

昨日5月7日、岐阜県八百津町にある棚田のオーナーとして、田植えをしてきました。

八百津町上代田地区には、日本の「棚田100選」に選ばれた棚田があります。その棚田保護のため、「棚田が好きで、棚田の保全、農業、農村を理解したうえで上手に付き合える人」ということで募集していた棚田オーナーに、へばちゃんが申し込みました。

オーナーと言っても、実際に参加するのは田植えと稲刈りだけなのですが、その田植えがあったので、家族で出かけました。

会場の八百津町上代田は岐阜から車で1時間ちょっと。谷筋を登っていくと、奥に棚田が広がる風景が見えてきます。

まずは公民館に集まって町の人と顔合わせ。その後すぐに田植えを始めます。事前のガイドに書いてあった「田植え長靴」に履き替え、少し教えてもらってからスタート。田植えだから前から後ろに向けて植えていくのかと思いきや、「泥の上に描いた線に沿って植えていくので、後ろ向きでは泥が舞って見えんくなる。前に向かって植えてって」とのことでした。

実は常連さんが多く、新規の家族は1/4ぐらいでした。慣れた家族はどんどん植えていきます。見よう見まねでしたが、我が家もそれなりに植えられるようになって来ました。

知人に「田植えをしに行くんだわ」という話をしたら「腰が痛くなりますよ」と言われたのですが、それほど広くもないので、1時間ほどで終了。痛くなる間もありませんでした。

終わってからあぜ道を歩いて周りを見に行くと、棚田の所々に人が出て田植えをしている光景が見えます。そこだけ取り出したら、昔の風景そっくりかも知れません。棚田は狭いので手で田植えをする所もあるのでしょうが、機械を入れて植えているみたいです。

終わった後は、指導農家の人の家に行って、お茶とをごちそうになりながら、お弁当を食べました。お土産として、イノシシ肉と皮付きタケノコまでいただいて、「途中で見に来ます。秋の稲刈りはよろしくお願いいたします」と言って帰ってきました。

イノシシ肉はその日のうちに味噌キムチ鍋にして食べましたが、コリコリした食感でおいしかったです。秋の稲刈りや取れたお米を食べるのもがぜん楽しみになって来ました。