今朝未明、トイレに行きたくなって、午前三時ちょっと前に起きてトイレに行きました。
戻って寝ようとしてたら、しばらくして急に「ブーン」という機械音が耳に入ってきました。
本当にわずかな音というか振動なので、たまたまその時間の起きていなければ気づかないような音ですが、気づいてしまうと気になってしまう。
時計を見ると、夜中の三時ちょうどである。
どこから出ているのだろう？ 枕元にはスマホもあり、充電器もあり、LED照明もあり、電話子機と充電器もあり、緊急用の無線受信機（隣の家と繋がっている）もあり、テレビもあり、録画用HDDもあり、移動した前のHDD・BDレコーダーもある。
しばらくじっとそれらを眺めていたが、分からない。耳鳴りのせいかと思い、改めて起きて別の部屋に行ったら完全に消えたので、自分の体のせいでもない。
午前三時ちょうどから始まったらしい、というのも機械的な原因のような気がする。
戻ってあれこれ触ってみる。ACアダプターだって内部で発振しているには違いないが、振動はしていない。電気製品すべてに触っても違う。HDDなんて怪しそうだから触ってみても違う。HDD・ブルーレイレコーダーも触ってみたが振動していない。
しかし音はするので、音を頼りに追っていくことにする。そんなに遠くでは鳴っていないのは確かで、この近辺だろう。頭そのものを動かしてあちこち聞いていくうちに、テレビの近くで鳴っているようだと気づいた。さらにじっくり、少しずつ追いかけるうちに、HDD・ブルーレイレコーダーから音が出ているらしいことが分かった。
「これか！」と思い、さっき触ったのと反対側を触ってみると、果たして振動している。耳を思いっきり近づけてみると、直接、音が伝わってきた。寝ている間に感じた音は、空気中ではなく、レコーダーから棚やら畳やら枕を伝わってきた音のようだ。
その音は、午前３時10分にしなくなった。何なのだろう？ 午前三時に、日課みたいにモーターを回転して、体調維持に努めているのだろうか？
そんな人間的な比喩は、実は結構あることだ。機能を維持するために、あまりに動きがないときは、可動部を強制的に動かすのは大いにあり得ることだろう。
先週枕元に持ってくるまで、リビングにあり睡眠の場にはなかった前のレコーダー。実は夜中にいろいろ動いて機能を維持していたのかもしれません。そう思うと、これから夜中にうなっても、「ご苦労様」と一声かけて眠ることができそうです。
