でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

岩手県の猊鼻渓はなかなか見応えあり

3日目は、猊鼻渓観光から始めました。

昨日から今日にかけて止まったのは「らまっころ山猫館」という旅館。「料理が良いらしいよ」という妻の選定で行きましたが、いやはや、品数は多いし、量も多いし、どれもおいしいし、朝食もたっぷりだし、という「料理が良い」という前評判通りの旅館でした。

おまけに大谷も訪れとるし・・・。

さて猊鼻渓です。朝一番の遊覧船に乗りましたが、ここの遊覧船は手こぎのみです。エンジンはありません。流れが非常にゆったりなので、流れに逆らう行きも、船頭さんの腕1本で登っていきます。ゆったりした流れに漂いながら、コイやウグイに餌を投げます。それを狙ってカルガモが寄ってくる。

見上げると渓谷の両側は断崖絶壁。岩にもいろいろ形があり、それを彩る樹木も豊富で見ていて飽きません。

岩があれば、それを何かに見立てたりして名前をつけたくなるのが人間の性ですが、いくつも岩に名前が付いていました。

自分のスマホにパノラマ撮影機能があるのに気がついたのが今回の旅行中です。さっそく何枚もパノラマ写真を撮りました。結構いいかも。

さて、猊鼻渓の名前の由来は、途中の岸壁に伸びた鍾乳石の形が鼻の形に似ているから、だそうです。

そう言われなくても、鼻の形そっくり、と思ってしまいます。写真だと余り判らないかも知れませんが。

帰りも舟に乗り、遠慮せずにカルガモやコイに餌を撒き、すれ違う上りの舟に手を振って、楽しい川下りでした。とは言え、よく考えると、毎朝の最初の船旅では反対方向の船に会うことはないわけで、それだけ静かな船旅が出来たように思います。

猊鼻渓に行くなら、朝一番の船に乗るのが鉄則ですね。前に誰もいない(管理の人とかはいますが)静かな渓谷の中を、船頭さんの面白いトークを聞きながら進む船旅。エンジンなど使わず行きも帰りも手こぎの船というのも日本にここしかない、など、思ったより新鮮で珍しい船旅となりました。

ここはおすすめです。そして、行くなら朝最初の船に限る!