でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

中村さんの傘工房を訪れました。

傘教室でお世話になったり、先日の岐阜県博物館での「昭和を彩った和傘たち」 http://d.hatena.ne.jp/assoman/20150705/1436088032 を見に行ったりして、もっと和傘のことを知りたくなっていたので、お誘いを受けて、中村さんの傘工房を訪れました。

元は小さなスーパーだった建屋の2階に工房がありました。竹作りの道具から張りの工程までの材料や物が置いてあります。和傘作りは工程が多いので、道具も所狭しと置いてあります。

最初から手を出すことは難しいので、ご主人が竹を割る作業を見学させて頂きました。丸い竹に印をつけてだんだん割っていく。節を削ったり厚みを揃えたり、もっとも細い所まで割っていく作業はいくつもの工程となるため、道具を変えながらやっていきます。

和傘の生産が本格的だった昭和の初めごろなら、道具も豊富にあったのでしょうが、今は機械も古いものを直しながら使うしかなく、手作り道具もいろいろありました。

今日は本当に触りだけとなってしまいましたが、竹作り、つなぎ、張り、といろいろやってみたいと思いますが、だいぶ時間が掛かりそうです。

昔の器用さが残っているかどうか、いやそれより多少老眼が入ってきた方が問題か? いろいろ問題はありますが、時々訪問して勉強していきたいと思います。