でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

和傘ができました。

先日、加納まちづくり会主催の「和傘教室」 http://d.hatena.ne.jp/assoman/20130707/1373194487 で作成した和傘ができあがり、今日受け取りに行ってきました。

さっそく家で広げてみます。

遠くから見るとなかなか良いですね。次は内側から

骨数の多い和傘は、その骨組みそのものが美しい調和を成している、と言われるそうです。

傘を開いたり閉じたりするときに持つ「手元ロクロ」と呼ばれる部分。その上の紙は自分が貼ったのですが、すごい下手くそ・・・。

「中置き紙」と呼ばれる輪になった白い紙。平紙にくっついたり離れていたり、ここもグチャグチャですな。

頭の「かっぱ」と呼ばれる部分。中に「天ロクロ」という部分があり、そこの周りに白い紙を巻くのは自分でやりましたが、仕上げはもちろん職人さんです。

和傘の大きな特徴は、畳んだときに「平紙」が骨の内側に入る事です。それが中で渦を巻き、美しい形を作ります。

濡れた平紙が傘の内側に畳まれるため、周りの物や人に水を付けない、という効果もあるそうです。

畳んで立てかけてみました。傘の骨は1本の竹から作られます(実際には1本の竹から傘2本分)。竹を割ったときと同じ順で並べるため、傘を閉じると元の形に戻り、それが畳んだときの美しさの元になっているそうです。

夜中の三時頃には一本足で歩き出すかも知れませんね・・・。

はやく雨が降らないかな、と思いますが、ここに来て当面猛暑が続くようです。雨の中で下からこの傘を見上げられるのは、盆明けになるかも知れません。