でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

緊急地震速報が流れた日

今日、緊急地震速報が流れた時、私は給湯室で自分のコップを洗おうとしていました。

社内放送で流れたのは、最初の警報音は無く、途中からカウントダウンをするところ?だったと思う。その後「安全を確保して下さい」などと流れていたように思う。

給湯室でテーブルなど無い。食器棚があるのでそれと反対側の壁にしゃがんで様子を窺う。見ると、食器棚も壁に固定されているので、震度7みたいな強い物ではない限り、何とかなりそうだ。

社内放送が流れて1〜2秒しないうちに、携帯がメールを受信したようだ。「あ、エリアメールに違いない。ついに来たか!」と思いながら給湯室にうずくまる。そのまま10秒、20秒、どうやら揺れがないようだ。

緊急地震速報の場合、近くならすぐ来るし、遠くなら時間がかかる。いくら大きな地震でもなかなか来ないなら、自分のいる地域の被害は少ないだろう。

しゃがみながら携帯を開き、エリアメールを見ると「奈良県震源とする」と出ている。奈良なら150kmぐらいしか離れていない。おそらく地震波はもう到達している時間だろう、と判断し、立って行動を再開する。

結局、今回は誤報だったようだ。それは問題ではあるが、今回の速報でいろいろ自分や周りに関する課題が分かってきた。職場では警報音が鳴らず、途中のアナウンスから始まったし、とっさに机の下に潜れた人もいれば、行動できなかった人もいるようだ。

あまり誤報が多いと問題だが、今回の警報を1つのモデルケースとして、「伝わったか?」「行動できたか?」という視点で分析してみると面白いと思うし、ぜひやるべきだと思う。