我が家の庭には2ヶ所に笹竹が生えている。家の前のものはそれなりに生やしているものだが、庭側のものははっきり言って邪魔であり、頻繁に切っている。
春先からこの時期は、根が広がりあちこちから顔を出してくる。庭仕事のたびに切っているが、ちょっとサボるとすぐに空に向かって伸びてくる。時にはエアコン室外機の中に入り込んだりするので、結構厄介者だ。
先日もあちこち顔を出しているので切ろうとしたら、へばちゃんが「お盆の墓参りの時に、提灯をつるす柄にするから伸ばしといて」と言われた。
この辺りのお盆の習慣には特に地域性があるわけではなく、花に加えてほおずきや提灯を飾るだけだが、柄付き提灯はちょっとお高いらしい。
ということでしばらく伸ばしてみたが、最初は細いタケノコのように、枝別れせずスルスルと伸びてしまった。「こりゃ提灯つけにくいね」と言っていたら、ここ数日で枝分かれしてきたようだ。
そんな風に使えるのか・・・と改めて気付いてみると、もっとしっかり太くなるまで伸ばしたら、園芸の支柱などに便利な丸棒ができやしないだろうか?
どこまで真面目に育てられるか分からないが、一度、笹竹を駆除ではなく「収穫」してみるのも面白いかも。