沖縄の結婚式の会場は、西海岸にある大きなホテルです。チャペルもホテル付属のチャペルで、おそらく有名なところなのでしょう。たぶん結婚雑誌なら必ず記事や広告が載っているような。ただし泊まると高いので、私たち家族はもっと安いホテルに泊まって、そちらから移動してきましたが。
ホテルのロビーに当たるところで時間まで待ち、その後すぐ隣のチャペルに移動します。
中に入ると、祭壇の向こうはまさに海岸。半島や岩も見えて特別な場所、という雰囲気があり、人気があるのも分かるような気がします。
式の前に二人からのお礼のビデオというのが流れます。小さい頃の写真を流しながらメッセージを伝える、というまあ最近よくある物ですが、この教会でもありました。気分が盛り上がるのは確かでしょうか。
その後は式に移ります。式の間は「撮影はご遠慮下さい」という事だったのでお行儀良く座って見ています。式が終わって新郎新婦が退場した後、撮影タイムになり、新郎新婦が再度入場するのですが、厳かだった雰囲気はここから一変して賑やかになります。
さらには会場外でフラワーシャワーをしたり、列席者が並んで記念撮影したり、記念の鐘を鳴らしたり、シャンパンで乾杯したり、とめでたい雰囲気が続きます。やっぱり結婚式にはこういうものも必要です。
式の後は「披露宴」ではなく「お食事会」です。何しろ遠い沖縄で開くものだから、参加者も濃い親戚だけ。新婦のお色直しもなく、こぢんまりとした場でした。
それでもケーキカットはあり、親族紹介や挨拶でオリオンビールをついで回ったりして、賑やかに進みます。最後に出てきたケーキは大きすぎて食べられずじまい。「折り詰めあらへんか〜」と言ってみましたが、さすがに岐阜までは持って帰れません。
(という話を母にしたら、「そんなんホテルに持ってって夕飯代わりに食べやよかったがね」と言われました (^^; )
11月には大学時代の友達や職場の同僚を集めたパーティが名古屋で開かれ、私の母はそこに参加するようです。結婚式や披露宴の形もずいぶん変わってきましたね。いずれにしろ、ハレの場は大いに盛り上げても、日常では堅実で良い家庭を築いていってもらいたいです。