我が家の梅は近年まれに見るほど早咲きで、いつもは3月10日頃にしか咲かないのに、2月の下旬にもう咲いてしまったことは書きました。
ところが、それからまだほとんど散らずに咲き続けています。例年なら1週間もすれば落下盛んで10日で散り果てるのに、咲いてから寒い日が続いたので、まだ散るわけにはいけない、と踏ん張っているようです。
同じように早咲きしてしまったジンチョウゲも、まだ咲いています。それどころか、香りは今週になってからの方が強いぐらいです。これも、寒い日が続いて、咲いたものの香りを出すタイミングが遅くなってしまったのかもしれません。
一方、我が家のツバキは、早咲きはしませんでした。ツボミは堅いままで、昨日今日ぐらいに少し膨らんできたようです。おそらく多少暖かくなったとしても慎重に行動したようです。
近所のモクレンも、早咲きせずに、今、ツボミが膨らんできています。これも、慎重だったようです。
どうやら、梅やジンチョウゲはアワテモノの木で、ツバキやモクレンは慎重派だったようです。
ところが、隣の家の梅は先月の高温の時には咲かず、今になって咲く準備が整ってきました。例年同じ頃に咲くのですが、アワテモノだったのは我が家の梅だけのようです。
ジンチョウゲも咲いたり咲かなかったりあったのだろうか?
まあでも、アワテモノのおかげで長らく梅の花が楽しめています。ジンチョウゲの香りも心なしか長く続いているような気がします。うまく時期が重なって、慎重派の花たちと共演になると面白いのですけれどね。