でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

妻が実家からいろいろ持ってきました。

終活やら人生会議やら、いかに人生を終わるか、という話題は最近盛んになってきています。私の親も妻の親も80代で、まさにそういったことが必要だし、子どもとしても何か動かなきゃ、と思います。

私の母親はまだそういう活動に気が回っているので良いのですが、妻の親はあまり関心がありません。車で30分ぐらいの実家に、月に2~3回、妻が出かけて掃除したり話をしているようです。

で、断捨離というほどでもないですが、押し入れの奥の物や仏壇の裏にしまってあった物など、いろいろ引っ張り出しているらしく、その中で「明らかな不要物ではないが、実家にあっても仕方がないもの」を妻が我が家に持ってきます。

先日は、昔の大判小判がいくつも並んでいる額縁という物を持ってきました。これが本物なら何百万円の価値になるわけですが、持ってみると大変軽い。見ると「こりゃー、プラスチックだわな」という代物で、取り出したらやっぱりプラスチック。

ということで、持っては来ましたがゴミ箱(粗大ゴミかな?)行きです。

組み立て式の、白木の台、と言うのも出てきました。親も忘れているのですが、「今の家を建てたときにの地鎮祭で使ったのかもなぁ」とのことでした。きれいな物なら使い出があるかも、と思い持ってきてもらいましたが、ずっとしまってあったせいか、表面がちょっと汚れています。ただ、正月にいろいろ床の間に飾るときに、白い布や半紙を乗せて使えば、見栄えがするかもしれません。今年は使ってみようかと思います。

しかし、もっとちゃんとした物もありました。漆塗りの20cmぐらいの木の皿は、見栄えも良く、床の間に飾ったら実に美しくしっくりきました。

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(なんか、皿の表面にバックが映り込んでいますね。屏風とか (^^; )

解説文もあり「会津ぬ里しおり」とありました。福島の特産品のようです。柄は、センリョウかと思ったら「薮柑子(やぶこうじ)」だそうで、東北にはいっぱいあるのでしょうか?

骨董品や芸術品ではありませんが、職人さんがちゃんと作った品のようです。

自分の母親の家でもそうですが、どうでも良さそうな物がいっぱいとってあります。自分も気づく範囲で整理したりしていますが、あまり捨ててしまうと母が不安そうなので、そんなに捨てられません。

とはいえ、いつかは親との別れの時が来ます。その前後のことは、今のうちに妻とも親とも、話し合い始めたところです。