先日、家の雑貨を整頓していて、結婚式で神社からもらった箸やしゃもじがでてきました。
「あ、これ使おう」としゃもじはさっそく下ろしたのですが、それまでも家には木のしゃもじが2個あり、どれもかなり使い古されてすり減っています。
しかし、古いしゃもじもそのまま使い続けていて捨てないようです。自分の予想では、一番古くて小さくなってしまったしゃもじは捨てるのかと思ったのですが。
今日、気になって聞いてみました。
「新しいしゃもじ下ろしたのに、古いのは捨てーへんの?」
「捨てーへんよ。使うもん。」
「でも、今まで2つで間に合っとったんだで、この一番すり減ったやつはいらんのやない?」
「そんなことあらへんて。同時にいくつもしゃもじが欲しなることあるんやて」
「ふーん、そんなもん?」
ということで、新しいしゃもじと古いしゃもじが仲良く引き出しの中に収まることになりました。
まあ、置くところがなくなると惜しげも無く捨てる妻なので、これでいいのでしょう。