でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

いつか乗ってみたい

毎朝毎朝、同じ時間に同じ通勤列車に乗って仕事に行って帰ってくるだけではなく、たまには反対方向の列車に乗ってみては・・・、などというエッセイがあったり、記事があったりテレビ番組があったりします。

仕事に追われるサラリーマンの癒やしというかリフレッシュというか、「時には大胆に行動を!」などの意味を持たせているわけです。私なんかもつい、「あー、たまには反対側に行ってみても面白いかも」と考えてしまうことがあります。

毎朝通勤のため駅に行くと、向かいのホームに高山線の列車が停まっています。ディーゼルの2両編成で、行き先は「飛騨古川」です。

「飛騨古川」とはどこでしょうか? 高山線沿いにたどっていくと、美濃加茂を越え、金山、下呂と主要な町を駆け抜け、小京都として有名な高山も越えて、富山県に近いところにある町です。隣の高山も祭りで有名ですが、古川祭りはなかなか勇壮な物だと聞いています。

先日時刻表で所要時間を調べましたが、古川まで3時間40分以上かかります。途中待ちが入る駅もありますが、平野・川沿い・山の中を走りながら、岐阜県を縦断するわけです。

反対側なんか行かんでもええ。たまには休みを取ってあの列車に乗ってみたい。通勤客や学生のひんしゅくを買いながらでも朝から飲んで、のんびり外を見ていたい、と、わりとまじめに考えてしまいます。

いつか乗ってみたい、毎朝そんな気持ちで眺めています。