でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

ちょっと意外でした。

今年のノーベル物理学賞に輝いた日本人3人のうちの1人、中村修二さんは、20世紀末に青色LEDの実用化が始まったとき、日経エレクトロニクスなどで大々的に取り上げられたので、大変印象に残っています。

その後、当時勤めていた企業と特許係争になり、それがきっかけだったかは知りませんが日本を飛び出してアメリカに渡ってしまいましたが、技術者として見ると、偉大な人であり、今回のノーベル賞受賞も当然で輝かしいことであります。

元の企業とはケンカ別れの形なのですが、その中村さんがノーベル賞受賞のあとに、元の企業に対して和解を求めたことが、私にとっては意外でした。たとえなさぬ仲となってしまっても、まあ、人生でそういうことは時々あることです。元同僚などとは親しくつきあっても、会社に対しては「過去の話で関係無い事」のままにしておけば良かったのに。

当の企業も、失礼ではないが冷めた回答を返していました。まあ、大人の対応ですね。このままお互い大人の対応で何事もなかったかのように収束させれば良いのではないでしょうか。

いずれにしろ、尊敬に値する技術者として、大変印象に残っております。