でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

御鮨街道ウォークのお手伝いに行ってきました。

10年ほど前から始まった御鮨街道ウォーク。起源は、江戸時代に尾張藩が岐阜名産・鮎のなれ鮨を将軍に献上するため、鮨を運んだことに由来します。それをお祭りの形で再現しているのが御鮨街道ウォークです。

鮎のなれ鮨は、今の江戸前寿司とは違い、鮎の内臓を取り出してご飯を詰め発酵させた物です。ふな鮨とは違いあまりにおいがないのだとか。

その鮎を金華山の麓から笠松木曽川まで運ぶ路を「御鮨街道」と呼んでいます。笠松からは船で運び、その後はおそらく東海道を通って江戸まで運ばれたのでしょう。

昔の御鮨献上の行列がどれくらいか、の知識はありませんが、現在の行列は先頭の使者と、おけを担ぐ人が3人、旗持ちなど含めて30人ぐらいです。後は一緒にウォーキングをする人たちが200人ぐらいでしょうか?

加納八幡町にある八幡神社が引き継ぎ場所で、休憩所でもあります。そこに到着した行列とウォークの人たちにお茶と休憩所を振る舞うお手伝いをしてきました。

快晴で日に当たると結構暑いですが、河畔で待っている間の木陰は結構涼しくて気持ちよかったです。早く準備しすぎていろいろおしゃべりしたりしているうちに、一行が到着し、休憩と引き継ぎ行事のあと笠松に向かって再度出発して行きました。

この行事、前々から知ってはいましたが、参加したことはありませんでした。秋の快晴の中歩くのはなかなか心地よさそうなので、来年以降は歩く方で参加しても良いかもしれません。ただ、一行はゆっくりなので、私の歩きには合わないかも。実際に、一番早い人は一行到着の1時間半も前に通り過ぎていきました。

それと、「鮎のなれ鮨」に興味があります。発酵食品というのは結構好きなので、魚のなれ寿司にも挑戦してみたいです。ふな鮨のようには臭くなくおいしい、とも言われています。

ただ、今作っている所が果たしてどれくらいあるのか? 岐阜名産の泉屋に行けば手に入るのでしょうか?