最近、本を買うときはアマゾンで買うか、職場の出入りの本屋を通して買うことが多くなった。以前の勤務地のときは、通勤経路に大きな本屋があったのでよく通ったが、今の勤務地は近くに本屋もなく、足が遠のいていた。
先日、仕事帰りに久々本屋に寄った。あちこちうろうろしていたのだが、新書コーナーにある売れ筋トップ10を掲示する棚を見て驚いてしまった。いわゆる嫌韓本が数冊並んでいたからだ。
自分は特定の国をさげすむような趣味や感覚はない。そんなことをすれば自分や日本の尊厳を傷つけるだけだ、と思っているので、そんな本がたくさん売れているのを知って、悲しくなってしまった。
いくら韓国をさげすんでも、一時的な気晴らしにしかならないし、それで自分たちが浮かび上がるわけでもない。そんなことをしているぐらいなら、他国を尊重し、違いと同じを認め、尊敬を受けるための努力に力を注ぐべきだろう。
このときはちょっと気分が落ち込んでしまったが、やはり本屋めぐりは楽しいものだ。またちょくちょく行きたいと思う。
