でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

性(さが)その2

先日の健康診断で病院に行った。検診の途中で、専門の部屋に行く事になり、案内されて行ったところが、待合が廊下になっているところだった。

前方、右、左とも扉になっていて、廊下としては行き止まりである。そこに待合の人のための椅子が一つ置いてあるのだが、背もたれのない丸椅子で、回転が実にスムーズである。

最初腰掛けている間に、右に振ったり左に振ったりしていたのだが、あまりの「軽さ」に、一周してみたい衝動に駆られた。幸い、行き止まりの廊下であり、他に誰も通らない。おそらく回っても誰にも気付かれないだろうと思う。

ということで、一回りしてみた。もちろん誰も気付かない。

ならもうちょっと大胆に!、ということでもう一回りしてみる。何も変化がない。たまたま止まっていた瞬間に、ちょっと離れたところを看護婦さんが通ったが、状況に影響を与えるほどではない。

こうなると次にやりたいことは決まっている。回りながら脚を広げたり狭めたりして、その瞬間の回転速度の変化を、体で実感したくなる。

結果は・・・、古典物理学で証明されたように、回転運動量は保存される。自分の体の屈伸を変えてイナーシャを変えると、回転速度が変わるのが肌で感じられる。

ということで、私と同じ「性」があるかどうかの判断基準の二つ目であるが、

 「回転椅子に座ると、思わず運動量保存の法則を試したくなる」

あなたはこう思いませんか?。それにしても、想定されるのはどんな人やねん (^^;